Q.原木?菌床?

A.原木栽培は伐採した1m前後の木に椎茸の種菌を摂取し、発生しやすい自然環境などで育てるのが原木栽培です。一方菌床栽培はおが粉に米ぬかやふすまなどの栄養剤を加えた培地に椎茸の種菌を摂取し育てる栽培方法です。原木栽培は木の養分を水だけで育てる天然に近い栽培方法ですがほだ木(おがくずに水や米ぬかなどを混ぜたものを容器に入れ殺菌し、それに椎茸菌を植え一定期間培養したもの)作りから収穫まで数年かかりしかも重労働のため近年減りつつあります。その反面菌床栽培は空調設備等が整った施設等で育てられることが多く、数か月で収穫でき効率がよく椎茸栽培の主流になりつつあります。どちらがおいしいかといいますともちろん原木栽培で作られた椎茸になります。

2017年07月29日